漫画『鬼滅の刃』に登場する鬼殺隊の最高位「柱」。
彼らは鬼殺隊最強の剣士ですが、劇中で多くの者が若くして命を落としました。人間に膂力を大きく超えた鬼と戦う組織であるため、随時死者が出ていることもあり、組織は年齢が10代後半から20代が中心。
一般隊士より格段に強い柱であっても十二鬼月の上弦の鬼と邂逅すれば命を落とすこともあり、入れ替わりの末に現在は最年少14歳の天才もいれば、27歳の最年長者もいる状態でした。
本記事では各柱の死亡した年齢亡と壮絶な最期をまとめています。
鬼殺隊の「柱」とは?
柱とは、最高峰まで剣技を極めた鬼殺隊を支える九名の剣士を指します。
「全集中の呼吸」を極めた身体能力は必須で、通常の隊士との戦力差は歴然。十二鬼月を倒すか、鬼を五十体以上倒すことが柱になる条件。柱を欠いた場合は階級・甲から選出されますが、条件を満たしていない場合は空席のままとなります。
物語の進行とともに柱の数は減少し、最終決戦では多くの犠牲が出ました。生存した柱はわずかで、鬼のいない平和な時代を迎える者もいましたが、痣の影響で寿命が短くなるケースもあります。
痣の代償
柱の多くが若くして死亡した理由の一つに「痣」が関係しています。
痣とは、戦国時代に鬼舞辻無惨を追い詰めた始まりの呼吸の剣士たちに発現していた鬼の紋様に似た痣を指すもので、痣を発現すると身体能力が飛躍的に上昇。しかし、痣が浮き出た者は例外なく25歳までに死ぬと言われています。
黒死牟と悲鳴嶼の会話から例外がいたように見受けられますが、おそらく日の呼吸の適応する継国縁壱と鬼の体で不死となった継国巌勝の二人だけと推察されるため、彼らのような特殊な例を除けば25歳までの寿命は確実です。
柱が死亡した年齢と最期(死亡順)
胡蝶カナエ
引用:吾峠呼世晴 / 集英社『鬼滅の刃』
| 名前 | 胡蝶カナエ |
| 階級 | 花柱 / 花の呼吸 |
| 年齢 | 17歳 |
| 享年 | 17歳 |
当時の蝶屋敷の主人兼胡蝶しのぶの実の姉で、花の呼吸の使い手。
子供の頃、鬼に両親を殺害されますが悲鳴嶼行冥に助けられたことをきっかけに彼に師事し育手を紹介してもらい鬼殺隊に入ることに。姉妹共々非力ながら『自分達と同じ思いを他の人にはさせない』という一心で鬼狩りの道を選択し、カナエは柱に上り詰めます。
しかし、童磨(現・上弦の弐)と邂逅し惨殺される結末を辿ることとなり、駆け付けたしのぶに抱き抱えられる恰好で息を引き取ります。カナエは鬼に同情する気持ちを抱いていたことから、事切れる直前まで鬼を憐れんでいたと言います。
また、カナエが最期に言おうとした言葉は「多分しのぶはあの鬼に負ける」と、しのぶは予想しています。
煉獄杏寿郎
引用:吾峠呼世晴 / 集英社『鬼滅の刃』
| 名前 | 煉獄杏寿郎(れんごく きょうじゅろう) |
| 階級 | 炎柱 / 炎の呼吸 |
| 年齢 | 20歳 |
| 享年 | 20歳 |
奇抜なカラーリングの髪型をした熱血漢で、炎の呼吸を操る剣士。
炭治郎・善逸・伊之助の三人が初めて間近で技術を目の当たりにする柱であり、無限列車編で共闘。下弦の壱・魘夢の支配下に置かれた列車の乗客の命を優先すべく、車両のほとんどの人命救助を担当し、炭治郎達を信じて鬼の討伐を託しました。
下弦の壱討伐後、乗客を逃がした後に上弦の参・猗窩座が襲来したことで、煉獄は若い隊士を守るために一人奮闘。まだ炭治郎が痣を出現させていない段階にも関わらず上弦相手に善戦するも、鬼の再生能力と無尽蔵の体力を前に腹部を貫かれてしまい、死闘の末に死亡してしまいます。
しかし、煉獄が死の直前に贈った言葉や信念を引き継ぐように、炭治郎は修業を欠かさず成長していき、最終決戦では煉獄の刀の鍔を付けた刀で無惨に勝利しました。
胡蝶しのぶ
引用:吾峠呼世晴 / 集英社『鬼滅の刃』
| 名前 | 胡蝶しのぶ(こちょう しのぶ) |
| 階級 | 蟲柱 / 蟲の呼吸 |
| 年齢 | 18歳 |
| 享年 | 18歳 |
毒の知識を活用し唯一毒で鬼を倒す、蟲の呼吸を扱う剣士。
上弦の鬼に柱だった姉を殺害されて以降、姉のような笑顔を張り付けたまま心の中は常に怒りに支配されていました。姉の死亡以降は若くして蝶屋敷の管理を継承し、自身も柱に昇格。
柱稽古編では稽古には参加せず、鬼であるはずの珠世と協力して無惨を倒すための薬の開発に尽力。無限城編では、早々に姉の仇である上弦の弐・童磨と会敵し全力で挑みますがことごとく毒を中和されてしまい、最期には全身を吸収される形で殺害されてしまいます。
しかし、しのぶは生前に藤の毒を服用し致死量の七百倍の高濃度を全身に巡らせていたため、童磨はカナヲや伊之助との交戦中に毒によって弱体化し敗北することに。しのぶは自身の命と引き換えに上弦の弐討伐を果たしました。
時透無一郎
引用:吾峠呼世晴 / 集英社『鬼滅の刃』
| 名前 | 時透無一郎(ときとう むいちろう) |
| 階級 | 霞柱 / 霞の呼吸 |
| 年齢 | 14歳 |
| 享年 | 14歳 |
鬼殺隊最年少の天才剣士で、霞の呼吸の使い手。
記憶喪失後、わずか2ヵ月で柱に上り詰めた天才ですが、冷淡かつ無気力無干渉なのが特徴。しかし、刀鍛冶の里編にて炭治郎や小鉄から受けた言葉や行動の感化され、上弦の伍・玉壺と会敵した際に、双子の兄の記憶を取り戻したことで痣を出現させ単独で上弦を討伐する快挙をなします。
柱稽古編では痣について詳細を報告し共有し、稽古にも参加。無限城編では、いの一番に上弦の壱・黒死牟と対峙し片腕を欠損する重傷を負うも、加勢にきた玄弥・実弥・悲鳴嶼と共闘し最も厄介である上弦の討伐に尽力。
しかし、黒死牟戦の終盤に胴体を真っ二つに斬られたのが致命傷となり死亡。死の間際まで、発現させた赫刀を突き刺し握り締めていたことが勝利の一因となりました。今際の際では兄と再会し和解すると、家族と再会しています。
悲鳴嶼行冥
引用:吾峠呼世晴 / 集英社『鬼滅の刃』
| 名前 | 悲鳴嶼行冥(ひめじま ぎょうめい) |
| 階級 | 岩柱 / 岩の呼吸 |
| 年齢 | 27歳 |
| 享年 | 27歳 |
柱の中で最年長で巨体と強大な力を誇る、岩の呼吸の使い手。
盲目ながらも優れた感覚と戦闘能力を持ち、常に念仏を唱え慈悲の心を忘れない超人。鬼殺隊に入ったのは18歳頃で、19歳で柱になったとされます。
無限城では無一郎・玄弥・実弥と共に上弦の壱・黒死牟の熾烈な戦いを繰り広げ、痣を発現し、犠牲を出しながらも辛勝。
最終決戦となる地上戦では実弥と共に少し遅れながらも鬼舞辻無惨の下へ駆けつけ、先駆けて戦っていた柱達と合流。激闘の末、左足を失う重傷を負いながらも奮闘し、勝利しますが、痣の影響もあって戦闘後にまもなく死亡しました。
若い隊士たちを優先する姿、今際の際で再会した寺の子供達との和解シーン、静かに息を引き取る姿は感動的です。27歳という年齢は柱の中ではベテランですが、それでも若くして散りました。
伊黒小芭内
引用:吾峠呼世晴 / 集英社『鬼滅の刃』
| 名前 | 伊黒小芭内(いぐろ おばない) |
| 階級 | 蛇柱 / 蛇の呼吸 |
| 年齢 | 21歳 |
| 享年 | 21歳 |
口に包帯を巻いた陰気なオーラを放つ小柄な剣士で、蛇の呼吸の使い手。
序盤は柱合会議にて炭治郎にネチネチと嫌味を述べる場面以降、遊郭編の終了時に顔出ししたり、別の柱合会議に出席する程度の登場ですが、柱稽古から最終決戦時にて活躍。
無限城では甘露寺蜜璃と共に上弦の肆・鳴女と会敵し翻弄されるも、愈史郎の協力のもと撃破。地上戦では他の柱や隊士達と共に鬼舞辻無惨との集団戦に加わり、痣に加えて単独で赫刀を出現させ無惨を苦しめました。
戦闘後は治療不可能な毒や重傷を負っていたことから、最期は蜜璃に長年言えなかった想いを伝え、生まれ変わった先での結婚を約束し抱き合いながら息を引き取りました。
甘露寺蜜璃
引用:吾峠呼世晴 / 集英社『鬼滅の刃』
| 名前 | 甘露寺蜜璃(かんろじ みつり) |
| 階級 | 恋柱 / 恋の呼吸 |
| 年齢 | 19歳 |
| 享年 | 19歳 |
桜色に緑のグラデーションをした奇抜な髪色をした、恋の呼吸を扱う剣士。
食欲旺盛で明るい性格は鬼殺隊を賑やかにさせる存在。見た目に反して常人の8倍の筋肉密度を持つ特異体質です。柔軟な体を活かした剣技が特徴で、戦闘中も新体操のように軽やかに飛んだり跳ねたりします。
刀鍛冶の里編では、同じく里に滞在していた時透無一郎と共に炭治郎達と共闘。上弦の肆・半天狗の分身体である憎珀天の相手を引き受ける中で痣を発現させ、討伐に貢献。最終決戦では無限城で伊黒と共に新しく上弦に加わった鳴女と会敵し、討伐の一助を担います。
地上戦では鬼舞辻無惨との総力戦に加わり腕力のみで無惨の触手を引き抜く力技を見せるも、戦闘中に毒や欠損の怪我を負い重傷。無惨討伐後、最期は伊黒に抱き抱えられたまま告白を受け自身も告白し、相思相愛となって息を引き取りました。
冨岡義勇
引用:吾峠呼世晴 / 集英社『鬼滅の刃』
| 名前 | 冨岡義勇(とみおか ぎゆう) |
| 階級 | 水柱 / 水の呼吸 |
| 年齢 | 21歳 |
| 享年 | 25歳? |
感情表現の苦手な冷静沈着な性格が特徴の、水の呼吸の使い手。
初登場時は19歳。鬼化した禰豆子を守る炭治郎の分岐点となった人物かつ恩人。彼の采配によって炭治郎は鱗滝に師事し鬼殺隊に入隊しました。
最終決戦では炭治郎と共に無限城で上弦の参・猗窩座と会敵し辛勝。猗窩座戦での負傷と折れた刀のまま鬼舞辻無惨と会敵し交戦するも無限城が崩壊したことで外界に投げ出され、地上で二回戦を始め、多くの犠牲の下に無惨討伐の一助を担いました。
決戦後は散髪しスッキリした髪型になっており、鬼殺隊が解散後は悠々自適に過ごしている様子が描かれています。しかし、最終決戦を生き残った数少ない柱ですが、痣の者は例外なく25の歳を迎える前に死ぬという設定があるため、数年後には死亡していると予想されます。
不死川実弥
引用:吾峠呼世晴 / 集英社『鬼滅の刃』
| 名前 | 不死川実弥(しなずがわ さねみ) |
| 階級 | 風柱 / 風の呼吸 |
| 年齢 | 21歳 |
| 享年 | 25歳? |
粗暴の裏側に弟を思う気持ちを押し隠した、風の呼吸の使い手。稀血でもあります。
かつて母が鬼となり玄弥以外の家族を全て殺害された挙げ句、自身が最愛の母を手にかけた上に弟から「人殺し」と罵られた過去を持ちます。しかし、その後も弟を想い、弟を鬼のいる戦場から遠ざけるためにあえて突き放していました。
最終決戦では無限城で上弦の壱・黒死牟と会敵し、悲鳴嶼・時透・玄弥の四人がかりで辛勝するも弟を亡くしてしまい、その怒りをぶつけるようにラスボスである無惨戦にも参戦し、勝利の一助となりました。
決戦後は憑き物が落ちたのかわずかに性格が軟化しており、禰豆子に謝罪したり、義勇とご飯を食べる姿が描かれています。しかし、義勇と同じく痣の設定により25歳を迎える前に死亡したものと予想されます。
宇髄天元
引用:吾峠呼世晴 / 集英社『鬼滅の刃』
| 名前 | 宇髄天元(うずい てんげん) |
| 階級 | 音柱 / 音の呼吸 |
| 年齢 | 23歳 |
| 生存 |
派手さを愛する元忍で音の呼吸を操る二刀流の剣士。
3人の妻を持つ色男で、妻も忍。忍の技術と特性を活かした情報収集を得意としており、戦闘能力も抜群。遊郭編では、上弦の陸と会敵し左腕と左目を失うものの炭治郎達との共闘で113年振りに上弦を討伐する快挙をなしました。
しかし、欠損により戦闘能力が各段に下がったこともあり遊郭編後は柱を引退し、鬼殺隊の強化トレーニングなどのサポートに徹する形に。最終決戦には不参加であるものの、産屋敷や禰豆子の護衛として見張りについています。
特段戦闘もなかったので決戦後も元気に過ごしており、鬼殺隊解散後は3人の嫁と楽し気に余生を満喫する姿が描かれています。また、痣を発現していないため、25歳以降も生存し、天命を全うしたと考えられます。
まとめ
鬼滅の刃の柱たちは、年齢20歳前後の若者たちが中心でした。14歳の無一郎から27歳の悲鳴嶼まで、多様な個性を持つ彼らは、最終決戦で上弦の鬼、或いは鬼舞辻無惨との戦いで次々と命を落としてしまいます。
しかしその犠牲により、鬼殺隊は鬼の始祖である鬼舞辻無惨を倒し平和を掴み取りました。若くして散った柱たちの想いは、炭治郎たち後輩に受け継がれ、平和な時代を築き上げました。
ちなみに、最終話では現代の様子が描かれ、生存したキャラクターの子孫や、死亡した柱などのキャラクターの生まれ変わりの(転生した)姿が見られますので必見です。









