2026年1月から3月まで中京テレビ・日本テレビ系「水曜プラチナイト」枠で放送された話題作『こちら予備自衛英雄補?!』。加藤浩次が原作・脚本・監督を務め、菊池風磨主演の異色ヒーロードラマとなっています。
本作はクセだらけの能力を持つどん底の7人が、密室での会話劇を繰り広げながら地球の危機に立ち向かう「ヒーロー×密室コメディー」。アクションなしの新感覚で、視聴者を笑わせつつ心を揺さぶりました。
全10話で、TVerやHuluで見逃し配信も好評。放送終了直後の今、改めて振り返ってみましょう。
ドラマ『こちら予備自衛英雄補?!』の紹介
作品概要
ドラマ『こちら予備自衛英雄補?!』は2026年1月8日(初回は1月7日深夜)から3月12日(最終回3月11日深夜)まで全10話で放送しました。
舞台は2000年代初頭に世界でヒーローが誕生した世界。日本は憲法の制約で公式ヒーローを持てず、防衛省が極秘で「予備自衛英雄補」を集めます。 主人公たち7人はそれぞれコンプレックスを抱え、クセの強い能力を秘めた普通の人々。派手なバトルではなく、会議室でのやり取りが中心の会話劇中心となっています。
原作・脚本・監督は加藤浩次(極楽とんぼ)。脚本に左子光晴(ヨーロッパ企画)が参加し、ユーモアたっぷりの展開。主題歌はサカナクション「いらない」。オープニング映像は手描きイラストで話題になりました。
ヒーローものの常識を覆す「コンプレックスが地球を救う」テーマが新鮮で、笑いと感動のバランスが絶妙。放送中はSNSで「能力しょぼすぎて好き」「密室感がクセになる」と話題沸騰しました。
主な出演者 / キャスト
引用元:こちら予備自衛英雄補?!|中京テレビ
- 流偉月(ナガレ)/菊池風磨(timelesz)
フリーター(20代後半) 嘘をつけない性格で周囲に溶け込めずどん底生活。真面目すぎるが仲間思い。能力:封印中(嘘がトリガー?)。
- 火尾紗衣(サエ)/のん
会社員(20代後半) 人と関わるのを避け孤立気味。クールだが根は優しい。能力:痛病置換(痛みや病気を他人にランダム転移)。
- 元木忠大(チュータ)/森永悠希
大学生(20代前半) 盗み癖がありコンプレックスを抱える。明るいが内面複雑。能力:痛みを伴う強力操作(小天体移動など)。
- 油谷土門(ユタニ)/後藤剛範
トラック運転手(30代後半) 熱血漢でリーダー気質。過去に悩みあり。能力:融合転生(他人と合体し新人格を生む)。
- 金谷幸子(サピピ)/小宮山莉渚
女子高生(17歳) 元「インチキ少女」と呼ばれた過去あり。元気だが傷つきやすい。能力:3秒時間停止(自身時間も止まる副作用)。
- 藤原曰子(フジワラ)/丘みつ子
無職・86歳 おばあちゃん。元気で予測不能。能力:最大跳躍(高く跳べるが怪我しやすい)。
- 水野学(ミズノ)/戸次重幸
研究員(40代後半) 寡黙で前科あり。冷静だが罪を犯さないと能力使えず。能力:自在操糸(尻から糸を噴射・操る)。
- 窓隅光(マドズミ)/六角精児
防衛省職員 真面目なサポート役。
- 黒川稔/高杉亘
防衛大臣 野心家。
- シロタハジメ(ニトロ)/奥野瑛太
死刑囚・元ヒーロー計画関係者 強敵。
- 灰田健志/安藤理樹
追加出演の脇役。
あらすじ
2000年代初頭、世界中で超人的能力を持つヒーローが誕生。日本は憲法で公式ヒーローを持てず、防衛省は密かに能力者を探していました。 主人公・ナガレは「嘘をつけない」性格のため就職に失敗し、フリーター生活。ある日、防衛省から極秘招集を受けます。
そこに集まったのはサエ、チュータ、ユタニ、サピピ、フジワラ、ミズノの6人。全員がクセだらけの能力を秘めていました。 彼らは「日本初の予備自衛英雄補」に任命され、第6会議室で訓練やミッションに挑むことに。 最初は能力のしょぼさや性格の不一致で揉めまくりますが、ニトロという強敵の襲撃、クロカワ大臣の陰謀、小天体の地球衝突危機を経て、7人は本当の絆を深めていきます。
コンプレックスを武器に、会話と協力で危機を乗り越える全く新しいヒーロー物語です。
主題歌・挿入歌
引用元:サカナクション / いらない -Music Video-
主題歌はサカナクション「いらない」(NF Records / Victor Entertainment)。
山口一郎が加藤浩次作品を全力サポートするコメントを寄せ、約12年ぶりの日テレ系ドラマ主題歌となりました。 手描きイラストのOP映像とマッチし、ドラマのクセ強テーマを象徴する疾走感ある楽曲です。
劇中BGMは青山翔太郎(NF)が担当。コミカルな場面とシリアスな危機を音楽で繋ぎ、作品の雰囲気を高めています。
見どころ
第1話「嘘がつけないどん底ヒーロー誕生!?」
ナガレの孤立した日常と7人の初集結が描かれます。能力保有が明らかになり、ナガレが封印を破る嘘で波乱の幕開け。キャラクター紹介と世界観が一気に分かる導入回です。
第2話「サエの能力?!」
コスチュームの色争いで会議室が大荒れ。フジワラの怪我をきっかけにサエの「痛病置換」能力が初披露。サエの孤立理由も明らかになり、チームの緊張感が際立ちます。
第3話「罪を犯したヒーロ?!」
ミズノの前科と「罪を犯さないと能力発動しない」設定が衝撃。糸能力のドン引きシーンがコメディの極み。死刑囚ニトロの伏線も張られます。
第4話「ウチらの能力しょぼくね?」
チュータの盗み能力とコンプレックス告白。覆面集団の乱入で初のピンチ! 能力の弱さを自虐的に笑う会話が最高の見どころです。
第5話「筋肉男と次々合体!…まさかの別人に!」
ユタニの「融合転生」能力が炸裂。次々合体する姿に一同唖然。ユタニの苦悩告白とニトロ脱獄の危機が加速します。
第6話「オレがサエさんを守る!」
ニトロ侵入の緊迫戦。ナガレがサエを守る熱いシーンとニトロの壮絶過去が感動。7人の結束が初めて本物になります。
第7話「ナガレ覚醒!本物のヒーローになる!?」
サピピの「3秒時間停止」能力と過去が判明。ナガレの変化とクロカワの真の目的暴露で物語が大きく動く転換回です。
第8話「ナガレがサエに愛の告白!?」
修行中のナガレがサエに想いをぶつけるロマンス要素。能力強化の試行錯誤と記者会見準備がコミカルに描かれます。
第9話「全員号泣!命懸けのミッションへ!」
記者会見後のSNS炎上と小天体危機。クロカワの土下座と7人の決意が号泣必至。初出動の緊張感が最高潮です。
最後・最終回・結末
最終話は第10話「コンプレックスが地球を救う!?」。
小天体の衝突阻止のため天文台へ急行する7人。ナガレの運転によるスピード違反で警察に追われながらも免許不携帯のため振り切り天文台へ到着すると、チュータが能力使用の代償である痛みを嫌がる中、ナガレがサエの能力で痛みを引き受け身代わりになることを宣言。
追いついた警察に包囲される最中、ミズノの糸、サピピの銃奪取、銃で撃たれた痛みで小天体軌道をずらすチュータ、発砲した快感で跳躍するフジワラ、チュータの痛みをランダムで転移するサエ、痛みが転移し苦しむサピピと融合するユタニなど、予備自衛英雄補の連携で地球は救われる結果となりました。
直後にスピード違反や警察への抵抗・拳銃の奪取などの現行犯で逮捕されるもマドズミの手配で釈放。その後、記者会見で活躍が公表され、7人は同じメンバーで予備自衛英雄補を続けることを決意します。
後日談として、ナガレの「いつまでこんなことやるのかな」というセリフにサエが「日本が平和ってこと」と返す穏やかな締め。また、最後はクロカワがニトロと面会するチラ見せで続編フラグも。コンプレックスを乗り越えた7人の絆が胸熱のハッピーエンドで幕を閉じました。
配信サイト一覧
| Hulu | 全話見放題配信(おすすめ) |
| TVer | 第1~3話+最新話無料配信(期間限定) |
| Locipo | 最新話無料配信 |
| その他 | U-NEXTでも視聴可能との情報あり(最新は各サイトで確認を) |
Blu-ray&DVD BOXは2026年9月9日発売予定です。
記事のまとめ
『こちら予備自衛英雄補?!』は、派手さゼロの密室コメディーながら、7人の人間味あふれる成長と能力の連携が心に残る傑作です。
菊池風磨の自然体演技、のんのクールさ、ベテラン陣の味、加藤浩次ワールド全開の脚本が光ります。 主題歌「いらない」とのマッチングも抜群。原作完全オリジナルだからこそ、予想不能の展開を楽しめました。
ヒーローものに疲れた人にこそ見てほしい一作。配信で全話一気見すれば、きっと「コンプレックス最高!」と笑顔になります。 今後の続編も期待大。クセ強ヒーローたちの活躍を、これからも応援しましょう!

